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IDÉE HOUSE PROJECTの最新情報をお送りするこのページ。
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「資金計画」とリノベーション
株式会社ERIソリューション 小尾章夫


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リノベーション向けのローン

 リノベーションをする際に、避けて通れないのが「お金の計画」です。今までは、リノベーション工事代金を自己資金で行う方がほとんどでした。
 住宅に関するローンは、有担保ローンとして不動産購入や新築工事の際に使われるいわゆる住宅ローンと無担保のリフォームローンがあり、リノベーションは、一般的には無担保のリフォームローンになります。住宅ローンとリフォームローンを比較すると(表1)、リフォームローンは登記の手間や費用がかからないのでお手軽ですが、住宅ローンのほうが金利も安く、期間も長く、借り入れ上限金額も多いので、高額のローンを組む場合はリフォームローンに比べてずっと有利です。特に中古住宅を購入してリノベーションしたり、住宅ローンを返済中の自宅をリノベーションしたりする場合は、住宅ローンとリフォームローンの返済がダブルになるので使い勝手がよくありません。
 リノベーション工事で住宅ローンが利用できればいいのですが、登記や工事の完了検査などの公的な検査により建物の状況や工事の内容を容易に確認できる新築工事の場合と違い、リノベーション工事はそのような制度がないために、今までは無担保ローンであるリフォームローンでの扱いになっていました。

表1 住宅ローンとリフォームローンの比較
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リノベーションを住宅ローンで

 建物や工事の調査、検査を行う㈱ERIソリューション(※1)では、お客様のリノベーション資金を工事の完成まで管理し、出来高(工事の進捗状況)に応じて工事代金の支払いを代行する制度(すまいとマネープラン‐リノベーションタイプ‐※2)を昨年から開始しました。そして、この制度をご利用の方には、提携金融機関より中古住宅を購入時にリノベーション工事資金を含めた住宅ローンが一括実行されます。
 これにより、「中古住宅購入+リノベーション=住宅ローン1本で行うこと(表2)」ができるようになりました。さらに「居住中の住宅の住宅ローン借り換えとリノベーションタイプの住宅ローンを同時に借り入れたりすること(表3)」を相談できる場合もあります。

表2 中古住宅購入+リノベーション費用=住宅ローン1本で
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表3 「住宅ローンの借り換え」と「リノベーションタイプの住宅ローン」
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住宅のリノベーションと資産・ローンの見直しを合わせて

 たとえば、お住まいの住宅を二世帯住宅にリノベーションするのにあわせて、住宅ローンも親子ローンに切り替えることができることもあります。家は大切な資産であるとともに住宅ローンという負債が残っていることが多いと思います。
 ライフスタイルが大きく変わる時には、住宅ローンをうまく活用しながら、住まいをデザインし直してはいかがでしょうか?

※1
(株)ERIソリューションは、民間の建築確認検査機関である日本ERI㈱のグループ会社です。

※2
「すまいとマネープラン‐リノベーションタイプ‐」
リノベーションに対応する提携金融機関:八十二銀行、千葉銀行
対応エリア:千葉県、東京都、長野県、神奈川県、埼玉県、群馬県
詳細は、サイト「すまいと www.sumaito.com 」をご覧ください。

○ご意見等は下記のアドレスまでお願い致します。
house-project@idee.co.jp(担当:佐藤)                  

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